ホラーと言えばゾンビ、ゾンビと言えばジョージ・ロメロ監督を思い浮かべる方も多いと思いますが、そのロメロ監督が先日亡くなりました。
「ゾンビ」というジャンルが確立されたのはまちがいなくロメロ監督のおかげでしょう。ゾンビを一つのジャンルにまで押し上げた彼の功績は計り知れません。その後も数々のゾンビ作品がつくられたことを考えれば、ロメロ監督が映画界を始めエンターテイメント業界に与えた影響はすさまじいものがあったと言えるでしょう。
彼がいなければ、もしかしたら僕の大好きなゲームであるバイオハザードのゾンビも、マイケルジャクソンがスリラーでゾンビを演じることも、大人気のドラマ、ウォーキングデッドが生み出されることがなかったかもしれない。ゾンビという存在はもはやエンタメ会にはなくてはならない存在です。
ちなみにゾンビ作品あるあるといってもいい「ゾンビは人を食う」「ゾンビは頭を破壊しないと死なない」「ゾンビに噛まれたらその人もゾンビになる」といった設定はロメロ監督がつくったそうです。
僕らは今当たり前のように「ゾンビとはこういうものだ。」という大前提のもと、ゾンビ作品を見ていますが、そのおおもとはロメロ監督にあることを考えると、やっぱり偉大だよなぁとしみじみ思いますね。
ちなみに僕はゾンビ好きなので、↓のような記事も書いてます。どんだけヒマやねん(笑)
好きなロメロ監督の作品は?
これはもうベタ中のベタなんだけどやっぱり「ゾンビ」になっちゃうんだよなぁ。ショッピングモールに行くとついつい「ここにゾンビが押し寄せてきたら逃げられるだろうか?」と思ってしまうのは、確実にこの作品の影響です(笑)
あとはエレベーターが開いた瞬間にグワーッてゾンビたちが乗り込んでくるシーンとか印象的でしたね。ゾンビって広い場所だとそれほど脅威はないんだけど、ああいう狭い場所で接近した時の恐怖と言ったらないですよね。
他にも大量のゾンビたちがショッピングモールの周りをうろついてるのも壮観だったなぁ(笑)それになかなかグロイシーンが多いのも記憶に残ってます。苦手な人はすんごい苦手かもしれません。
あっ、もちろん僕が好きなのは1978年のオリジナルの方のやつね。リメイクされたほうはゾンビが走りまくるから別物という感じで見てました。嫌いじゃないし何度か見てはいるんだけど、やっぱオリジナルの方が好き。
近年、そんな感じで多くのゾンビ作品でゾンビが走る感じになってるんだけど個人的にはのろいゾンビがやっぱりゾンビらしくて好きなんですよね。(ゾンビらしいってなんやねん!!)
ノロノロゆっくりゾンビたちが近づいてくるとなんつーか「死がゆっくり迫ってくる。」って感じで不気味じゃないですか?
「うぉぉぉぉ‥‥‥。」とか「あぁぁぁぁ‥‥‥。」みたいなうめき声をあげながら徐々に距離を近づけてくる感じっていうのが恐ろしくてたまらんのですよ。ゾンビが遠くにいるうちは余裕なんだけど、だんだん近づいてきててしかもいつの間にかメッチャ数いるやんみたいな状況になっちゃってる。それこそがゾンビだろ!!っていうのがあるんですよねぇ‥‥‥。
その辺はやっぱりロメロ監督のゾンビに影響されてる部分が大きいんだろうなぁ。
ロメロ監督の特集をやってほしい(出来れば地上波で)
こんだけ偉大な功績を遺してくれたロメロ監督なわけですから、個人的には追悼で「ジョージ・ロメロ特集」をやってほしいなぁ。まぁ多分WOWOWとか有料チャンネルではやると思うんだけど、僕は入ってないので出来れば地上波で。
さすがにゴールデンの時間帯でゾンビはムリだと思うので、午後のロードショーあたりでひっそり「ジョージ・ロメロ特集」やってくれることを切に願います。たぶんその時は午後のロードショーの視聴率がいつもよりちょっとだけ上がると思う。
ゾンビ三部作とか地上波でやってくれたらファン大興奮でしょ!!午後のロードショーじゃなくてもいいのでどっかの勇気あるテレビ局がやってくれないかなぁ、なんてぼやいておきます。
最後に
ロメロ監督がいたからこそ、僕はゾンビという存在と出会いました。ゾンビという存在は映画やゲームなどのエンタメを通じて僕をとても楽しませてくれたし、これからも楽しませてくれる存在だと思っています。
ロメロ監督本当にお疲れ様でした。あの世があるとしたら、ぜひお金に糸目をつけずに最高に怖いゾンビ映画を作ってください。
偉大なるジョージ・A・ロメロ監督に敬意を表して。
それでは今回はこの辺で。
最後までご覧いただきありがとうございました。
次回もよろしくお願いします。