「テレビが点かなくなったよー!!」
いきなりだよー!!しかも若者の晴れ舞台の成人の日にだよー。祝日なのに祝えないよー。ということで冷静になりまして、今回は我が家の液晶テレビが点かなくなった過程をを事細かに書き連ねる単なる日記を投下します。
その時は急に訪れた‥‥‥
我が家のテレビに異変が起きたのは成人の日の午後14時ごろでした。私がのんきに録画していた「人志松本のすべらない話」を見てゲラゲラ笑っていた時のことです。
いきなり「プツッ」とテレビの画面が真っ暗になったのです。「ん?どうした?」この時はまさかテレビがぶっ壊れたなんて夢にも思っていませんでしたから、慌てることもなく「もしかしたらブルーレイの調子が悪いのかなぁ。」なんて思っていたのです。
今までも何度かブルーレイがうまく作動しないことがあり、その時には電源を一度切ってもう一度入れ直せば大抵問題なく見ることができたので、今回もそのパターンかなと。
そこでまずブルーレイの電源を落として再起動。「ウィーン。」と動き出したので「おっ、よしよし。ちゃんと動いてるな」と思いしばらくテレビ画面を見つめていると先ほどの途切れたシーンの続きから流れ始めました。
「やっぱりブルーレイの調子が悪かったんだな。なおってよかったよかった。」なんて思っているとまた「プツッ」と映像が流れなくなり画面が真っ暗に。またかと思いブルーレイに目をやるのですが、どうやら通常通り動いているようなのです。
「ん?どういうこと?」
一瞬訳が分からなくなりましたが、パッとテレビを見ると答えはすぐに見つかりました。そうです、テレビの電源が消えているのです。通常、映像が問題なく映っている時であれば緑のランプがついているのですがそれがありません。それどころか「スタンバイ」と書かれたところの赤いランプがチカチカと点灯してやがります。
「そうか!問題はテレビだったのか。」ここで初めてテレビに原因があったことに気づいた私。でも、まだ慌てません。どうせこれも一時的なものですぐになおるんだろうとタカをくくっていたからです。
とりあえずテレビの主電源を一度落としコンセントも抜いて数分後再びコンセントを差し込み主電源を入れさらにリモコンでテレビの電源ボタンを押すと、先ほどまで赤く点滅していたランプが緑色に変わります。
「キタコレ!!」と独り言を抜かしながら数秒待つと、すべらない話の続きが再び画面に映し出されます。ちょうど松本さんが「すべらんなぁ。」といっているところでした。
「いやいや、まっちゃん、すべらんどころか今の話まったく聞けてないんですよ!!」とテレビ内の松本さんに軽ーくツッコミを入れつつ「そしたらさっきの話の最初のところまで戻そうかなー。」とリモコンに手をかけブルーレイの巻き戻しボタンを押そうとした瞬間再び「ブツッ」と画面が消え真っ暗の状態になってしまいました。
「これはさすがにまずいかも‥‥‥。」
ノロでドジで間抜けな亀の僕でもさすがにテレビの故障を疑いはじめます。さいわい説明書が保管してありますので、まずは説明書を見て対応をすることに。
ですが説明書に乗っているのはコンセントの確認とか、ケーブルはちゃんとつながってるか?とかそういうものばかり。
さらに先ほど赤いランプが点滅したと書きましたが説明書には「そのランプが何回点滅したか数えて相談窓口にお知らせください。」というので、数えてみると13回でした。
「なんか不吉な数字やな!!」とすべらない話の影響で関西弁になっていた僕は13回という数字にもツッコミを入れてしまったのですが、説明書にはこの回数が意味することが書かれていません。13回はいいことなのか?それともテレビが壊れちゃってるってことなのかがわからないわけです。
「これは故障なのか?それとも自分たちでどーにかできる類のものなのか?」
うーん、困った。
そのあと悪あがきでまた主電源を切ってコンセントを抜いてまたつけてというのを繰り返しますが先ほど同様数秒だけついてまた「プツッ」と消えてしまう。その数秒でまっちゃんがケラケラ笑っているのですんごく話が気になる。でも数秒しかみれない。どーしても話が聞きたいからまた主電源を落として‥‥‥というのを何度か繰り返しました。
すると最後には緑のランプは点灯するのですが、映像すら映らなくなりテレビの画面は真っ黒のまま。
「すべらんどころか見られんなぁ‥‥‥。」
と突っ込む元気すら失くした僕は別の部屋にいた母に事の顛末を話しました。母も僕と同じくあれこれ試しますがうんともすんとも言わず、テレビはただのオブジェに成り下がりました。
これはもうどうにもならないということで相談窓口に連絡したところなんと修理費用が「ウン万円」はかかるとのこと。それなら下手すりゃ新しいやつを買った方がいいぐらいです。
というわけで今我が家では「テレビをどーするよ?」問題が最優先事項になっております。買うべきか修理するべきか、買うとしたらどのメーカーのテレビを買うのか?サイズは?値段は?ふーむ、どうしようか‥‥‥。
リビングのテレビが見れない生活が始まった
修理するにせよ買うにせよすぐにとはいかず、数日間リビングのテレビが見れない生活が始まりました。
各家庭の方針にもよると思いますが、我が家ではご飯時にテレビを見るのはOKです。夕飯はリビングで一緒に食べることも多いのですが、その時にはだいたいテレビがついています。
ところが、いつもついているはずのテレビが映らないものですからリビングがものすごく静かです。シーンとしていて違和感バリバリ。そりゃ、そうですよね。いつもならテレビ番組でリポーターやらタレントやらがガヤガヤ言っているのに、それがないわけですから。
聞こえてくるのエアコンの音と、カチャカチャと食器を動かす音とご飯を食べる音ぐらい。あとは時々両親と少し会話をするぐらいで後はものすごーく静か。「ああ、テレビのない生活ってこんなにも静かだったんだな‥‥‥。」と実感。
昔の人たちの夜はこのエアコンの音すらないぐらいシーンと静まり返っていたのかと想像したりして、これはこれで悪くないかもななんて思うところもありました。なんか耳が休まるというかそういう感覚。
スマホでニュースもみれるし僕なんて普段ご飯時と録画した番組ぐらいしか見ないしこれを機にテレビをなくすのもアリなんじゃないか?とふと思ったりもしたのです。
ところがどっこい。この静けさこのテレビのない生活がすっかり板についてしまった人間が我が家にはいたのです。それが僕の父親です。
ご飯を食べていた父が突然テーブルの上で何やらごそごそとやり始めたので「何をしているのか?」と思い注視していました。すると父は自分のガラケーを取り出し何やら操作中。
次の瞬間そのガラケーからテレビの音が聞こえてくるではありませんか!!そう、父は自分のガラケーにワンセグ機能があることを思い出し、どーしてもテレビを見たい一心でガラケーを起動して目の前に置きテレビ番組を観始めたのです。
「そこまでしてテレビが見たいんかい!!」
とツッコミを入れたくなりましたが、その前に母が突っ込んでたので僕の出番はなしです。その後も父は小さいガラケーの画面を独り占めしながらもぐもぐとご飯を食べておりました。
「ああ、もう彼はリビングのテレビなしでは生きれないんだな‥‥‥。」
そんなことをしみじみと感じたひと時でした。
さらに翌朝、僕が起きるとリビングでまたテレビの音が。
「また親父がワンセグでテレビ見てるのか?」と思いリビングにいくとガラケーでテレビを見ていたのは母でした‥‥‥。母のガラケーにもワンセグの機能がついていたのです。
「お前もかい!!!!」
我が家のリビングに新たなテレビが来る日はどうやらそう遠くなさそうです‥‥‥。
それでは今回はこの辺で。
最後までご覧いただきありがとうございました!!
次回もよろしくお願いいたします!!