ニート気質な僕の生きる道

仕事を辞めて無職でニートになった僕がどう生きていくのかを綴った日記です。またニートやひきこもりなどなかなかうまくいかない人が一歩踏み出せるような、後押しができるような記事も書いていきたいと考えています。

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宅配業者の現状とドライバーの負担軽減のための取り組みをまとめてみました

近年ネット通販の普及もあって宅配業(特に現場のドライバー)の負担は増え続けていて特にここ最近ではヤマト運輸の労働時間の問題などが取り上げられることが多いように感じます。

www.itmedia.co.jp

 

また僕が好きな『ガイアの夜明け』や『クローズアップ現代』でもこの問題は取り上げられていてかなり深刻なんだなぁというのを感じました。僕自身とても便利なためネット通販をよく利用しますが、その利用をためらってしまうぐらい宅配業者へのしわ寄せがきているようです。

 

そこで今回はガイアの夜明け(2017年2月21日放送)やクローズアップ現代(2017年3月2日放送)で取り上げられていた宅配業者が抱える問題点や実際の問題解決のための取り組み、また個人的に「どうすればこの問題を解決できるのか?」を考えてみようと思います。

 

宅配業者の現状

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まず宅配業者やそこに従事する従業員が現在どういう状況なのか?そして、どういうところで困っているのか?を中心に書いていきます。

 

①とにかくドライバーの負担が大きい

 とにもかくにもまずこれです。

 

「ドライバーの負担がとんでもなく大きい」

 

現場のドライバーさんは想像以上に過酷な中毎日必死で宅配をなさっています。その働きぶりには本当に頭が下がります。実際に働いている様子を見るといつかドライバーさん達が悲鳴を上げてしまうと思いますし、あの働き方で継続していくのは不可能だとも感じました。では負担が大きくなった背景にはいったい何があるのでしょうか?

 

まず第一に荷物量の増加があげられます。読者の方の中にもネット通販を使われる方は多いでしょうが、やはりアマゾンを始めとした通販によって荷物が増えたことがドライバーの方への大きな負担になっているようでした。

 

2013年にアマゾンは佐川急便からヤマト運輸へと配達の委託先を変えたのですが、その影響がもろに出たのです。増えた荷物の数はなんと3億個!!ヤマトの方でもちろんドライバーを増員(2500人)するといった対策はしてきましたがとてもさばききれるものではありません。

 

ちなみにガイアの夜明けでは運送会社から委託されていた個人ドライバーの方に密着をしていて、クローズアップ現代ではヤマト運輸のドライバーの方に密着していた様子が放送されましたが、どちらも1日に約150個は配るんだそうです。

 

特に午前中は時間指定で受け取りを希望する方が多くて負担が集中。ヤマト運輸のドライバーさんに密着した時には午前中だけで60個。これは3分に1個は配らなければいけない計算です‥‥‥。3分に1個って負担大きすぎでしょ(>_<)

 

もちろん時間が指定されているので、いくら負担が大きくてもその時間内に荷物を届けなければなりません。そのためドライバーさんは駐車して荷物を下ろしたら駆け足で配達先の玄関まで向かいます。それでも時間ぎりぎりになってしまい、多くのドライバーの方がお昼をゆっくりとる時間すらないというのが現状のようです。

 

②時間指定サービスの負担が大きい

ニュースなどでご存知の方も多いでしょうが、宅配便には受け取る時間を指定できるサービスがあります。ただ多くの方が家事や仕事で昼間はいないため、時間指定は午前中と働いている人の仕事が終わる夜以降になるんだそうです。

 

そのためドライバーさんは宅配スタートと同時にフル稼働。なんせ午前中に指定された荷物の多いこと多いこと。前述したように超ハイペースで荷物をさばいていかなければなりません。

 

しかもものすごくしんどいのは「指定した時間に訪ねても必ずしも荷物を受け取ってもらえる」とは限らないんですよね。密着していた時にも指定した時間に荷物を届けに行ったにもかかわらず不在の家もありました。

 

ちょっと前に宅配物を投げ捨てたドライバーが問題になりましたよね?100%やってはいけない行為なんだけど、これだけドライバーさんへの負担が大きいとイライラして「ふざけるな!!」ってなってしまう気持ちも分かるような気がします‥‥。(もちろん、荷物をぶん投げるのはダメだよ。)

 

時間指定した人も急な用事が入ったり忘れていたりということもあるのでしょう。ただ現場のドライバーさんの負担は想像以上です。早めに荷物が受け取れないことがわかったのなら指定の時間を変えるといった配慮がほしいところですね。ほんと何度も言うけど現場のドライバーさんたちの負担は僕らの想像以上。サービスを受ける側としてもこれは認識しておいた方がいいでしょう。

 

こちらは時間指定サービスについてのニュース。

this.kiji.is

 

ヤマトさんは正午から14時の時間指定をやめる検討を始めたそうです。これは一つ前進といってもいいんだけど、前述したように時間指定が多いのは午前中と夜の時間帯です。このお昼の時間指定をやめることではたしてドライバーさんの負担がどこまで減少できるのか‥‥‥。推移を見守りたいと思います。

 

個人的には時間指定したにも関わず不在だった場合その日は再配達できないとか、自動的にコンビニ受け取りになるとか予め第二希望の受け取り場所みたいなのを聞いておいてそこに届けちゃえばいいんじゃないかなぁと思いますね。場合によっては時間指定で不在でその日の夜とかに再配達希望するケースとかありますからね。それはちょっとドライバーさんにとって酷なんじゃないの?って思ってしまいます。

 

③再配達の負担も大きい

ニュースなどで見てご存知の方も多いでしょうが、宅配された荷物は全て受け取ってもらえるわけではありません。なんと宅配便の再配達は全体の約2割にも及ぶんですね。

 

ただでさえ荷物の量が多い中で、2割の荷物はもう一度配達しなければならない。場合によっては翌日もまたその次の日も不在で同じ家に週に何度も行くようなことも‥‥‥。

 

さらに不在で荷物を受け取らなかった日に再配達の電話があったりします。そうなるとルートを変更したりする必要があるわけでこれも勤務時間の増加につながります。また午後6時以降に再配達の連絡が増えてくるそうです。これはなぜかというと仕事を終えた人たちが依頼するわけですね。帰宅した不在票が入っていた、だから再配達してほしいと。そうなると仕事が終わる時間はどんどん遅くなります。

 

ドライバーさんの中には朝の8時ごろに出社して仕事が終わるのが夜の22時ごろになるケースもあり、長時間労働が常態化している現状があります。

 

身内の方から見てもその働きっぷりは心配なようです。密着していた個人ドライバーの奥さんがカメラの前でこうコメントをしていました。

 

「仕事はなくならないだろうけど体がもたないんじゃないか。」

 

まさにそのとおりで実際に体調を崩してしまい仕事を続けられないという方も出てきているようです。

 

 

問題解決への取り組みと課題

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ここからは『ガイアの夜明け』や『クローズアップ現代』 で紹介されていた現場のドライバーの負担を減らすための取り組みとその課題を中心に書いていきます。

 

宅配ボックスの増設

僕が最初にこの問題を見ていて思ったのは「宅配ボックス使えばいいじゃん」ということでした。最近だと割と新しめのマンションには不在時に荷物を入れておいてもらえる宅配ボックス(ロッカー)というものがあるんです。それを活用すればいいんじゃない?なんて思ってたんですが甘かった‥‥‥。

 

全ての宅配ボックスかどうかはわかりませんが、場所によってはすでに宅配ボックスがいっぱいになってしまっていて入れることができなくなっているそうです。そのため宅配業者同士で奪い合いになってしまっていることがあるとのこと。うーん、予想以上に不在の家って多いんですね(^^;

 

こういった問題があるため最近では宅配ボックスの設置数を増やすために様々な取り組みが行なわれています。

 

たとえばこちら。

www.nikkei.com

 

この取り組みは不在時にも荷物を受け取れるよう宅配ボックスを一軒家のお宅にも設置しようというものです。これはとても素晴らしいと思います。これからどんどん共働きの世帯が増えてきて、対面じゃなかなか受け取れないなんてケースはもっと増えてくるはず。それなら最初から家に設置してある宅配ボックスに入れておいてもらう。そういう流れが当たり前になるんじゃないでしょうか?

 

他にもこんな取り組みもありますね。

www.itmedia.co.jp

 

無人でも荷物を受け取れる宅配ボックスが増えれば、ちょっとは従業員の方の負担も減るんじゃないかなぁ。

 

またヤマト運輸ではこういった取り組みも行われています。

www.tsuhanshinbun.com

 

駅などの公共施設に宅配ロッカーを設置することで荷物の受け取り先を増やそうとしているようです。確かに普段使う駅で荷物が受け取れるならコンビニ受け取りよりも利用したいという人は多いかもしれませんね。

 

今後はバスターミナルやコインパーキングなどへの設置も考えているとのことなので、このように受け取り先の選択肢が増えていくのはいいことだと思います。

 

受け取る側にもできることはある

宅配ボックスについてはマンションだったら置けるスペースに限りがあるでしょうし、個別に設置するとなると負担が増えてしまうので難しいという方もいるかもしれません。

 

そういう方の場合今あるツールやサービスを使うことで、ドライバーの方がスムーズに荷物を運ぶ手助けをすることは可能です。

 

たとえばヤマト運輸のサービス。ヤマトでは『クロネコメンバーズ』というものに登録すると配送日時などが記載されたメールを受け取ることができます。その際に受け取りが難しいようであれば自分が荷物を受け取りやすい日に配送日を変更してもらうことが可能なんです。

 

さらに最近ではLINEでも同様のサービスを行っているようで、個人的にはこっちの方が簡単に日時の変更なども出来て使いやすそうでした。

宅急便受取指定|クロネコメンバーズ

 

こういったサービスをうまく駆使することで、個人でも少しだけドライバーさんの負担を軽減することは可能なのではないでしょうか?

 

根本的な解決は難しい

先述した宅配ボックスの数を増やすことやツールをうまく活用することは確かにドライバーさんの負担軽減にはつながります。ただそれでも現在の荷物の量に対して人手不足であることは間違いないんですよね。この問題についてはドライバーの仕事がきついことが認知され、さらにかつてのように稼げなくなったことを考えると今後も慢性的なドライバー不足が続くことは間違いないですね。

 

ちなみに何で宅配ドライバーの給料が下がっているのかというと、これはとてもはっきりしていて「荷物の単価が下がったから」です。今や宅配業者はネット通販の会社を大口の顧客としています。そうなると「たくさん荷物を委託するからその荷物の単価をまけてくださいよ。」という大口割引で仕事を引き受けることになるわけです。それがもろに従業員や委託先の個人ドライバーの賃金に影響してしまっているというわけです。

 

ちなみにヤマト運輸では料金の値上げ交渉をすることも考えているみたいなのですが、通販側としては出来るだけ安く配送料を抑えたいのが本音でしょう。はたしてこの交渉がうまくいくのかどう。おそらく難しいんじゃないかなぁ‥‥‥。それで大口の取引先から契約打ち切られたら元も子もないですからね(>_<)

 

と思ってたらこんなニュースが飛び込んできました。

www.nikkei.com

 

さてさてどういう結果になるんでしょうか。これで値上げ交渉が成功してドライバーさんの負担が減ったり給料が上がればいいんだけどなぁ‥‥‥。最低でも負担を減らすための設備投資には当ててほしいですね。

 

問題解決のために出来ることを勝手に考えてみた

 

ここからは個人的にどうすればこの問題を解決できるのか、僕の考えを書いてみようと思います。

 

やっぱり一番の問題は人材不足だと思います。ただ現状では長時間労働が当たり前になっており、さらにかつてのように給料も高くないということで今後も慢性的な人手不足を解消できるほど人材が集まることはないでしょう。給料がドカーンと上がれば別だろうけど現実的には難しいだろうなぁ‥‥‥。

 

となる自動運転車の普及といったテクノロジーの進歩によって補うというのが、ありきたりではあるけどパッと思いつくことなんですよね。

 

自動運転車が普及してアプリ使って来てほしい日時とか簡単に伝えられる。あるいはウーバーみたいに自分がいる場所まで荷物を運んでくれる。認証番号なりコードを入れると自分の荷物だけパッと出てくるとか。そういうのあったら相当人手不足は解消されるんじゃないでしょうか?

 

まぁセキュリティ面の問題(窃盗とか襲撃)もあるし、家まで直接届けられないとかもあるし、例えばマンションとか団地だったら届ける時にどーすんの?わざわざ下まで取りに行くの?とか問題は多々あります。

 

今後色々な課題は出てくるとは思いますが、日本は今のところ移民とか受け入れる感じじゃないので、そうなると遅かれ早かれ自動運転車みたいなのが街中を走るようになるんじゃないでしょうか?

 

またテクノロジーの分野でいえばドローンに荷物運ばせる実験も行われてました。この技術が確立されたら荷物を直接ベランダに届けることで団地とかマンションの人も荷物受けとれそう。

 

あとあまりにも荷物の料金値上げされるようならAmazonとかそのうち自前で荷物運べる自動運転車作っちゃいそうですよね?そうなったら宅配業者はAmazonとの契約を打ち切られて‥‥‥。ってことにもなりそう。いつになるのかはわかりませんけどね(^^;

 

むしろそうならないように宅配業者は今のうちからどこかの自動車メーカーと手を組んで宅配用の自動運転車を開発しちゃった方がいい気がしますね。

 

あとは引き続き宅配ボックスとか受け取り場所の選択肢を増やすことかなぁ。

 

まとめ

 

今回は宅配業者の現状と負担軽減のためにどういった取り組みが行われているのかをまとめてみました。

 

今や当たり前のようにネット通販を使う時代です。そして僕らはその便利さを完全には手放すことはできないでしょう。ただその便利さの裏に現場の宅配ドライバーさんへの多大な負担があるとしたら、やっぱりそれは是正するべきだよなぁと思うんですよね。そして個人でもドライバーさんの負担を少なくすることを考えなきゃないけないよなぁとも思います。

 

ちなみにこの記事を書いていたらこんなニュースを発見しました。

www.huffingtonpost.jp

 

ただでさえ現場は悲鳴を上げている中で、こういう問題が出てくるのは非常に残念です。企業には従業員の方への適切な賃金の支払いと従業員の方が健康を害さないよう配慮を願いたいものですね。

 

それでは今回はこの辺で。

最後までご覧いただきありがとうございました。

次回もよろしくお願いいたします。