読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ニート気質な僕の生きる道

仕事を辞めて無職でニートになった僕がどう生きていくのかを綴った日記です。またニートやひきこもりなどなかなかうまくいかない人が一歩踏み出せるような、後押しができるような記事も書いていきたいと考えています。

スポンサーリンク

ニートがなんかちょっと怪しげな話に誘われた話。

f:id:reon5653desu:20160911001922j:plain

 

あれは数年前の話だ。

 

 

某SNSでつながっていた高校の部活の先輩から突然ダイレクトメールが届いた。

 

 

その先輩とはどういう経緯でSNSでつながったのか覚えていない。高校時代同じ部活ではあったが2個上だし、別にものすごい仲がいいとかそういう関係でもなかった。時々話したことがある程度。だから多分僕からつながったのではなくあちらから友達申請をしてという感じだったと思う。

 

 

タイムラインに流れてくる先輩の日常はやたらと楽しそうだった。どこかで大勢の人とお酒を飲んでいる写真や、「今年は○○に行きましたー♪」とやたら海外に行っているようで僕はそれを眺めながら「景気がよさそうだなー」なんて感想を抱いていた。

 

 

そんな先輩から唐突に連絡が来たのだ。まさか連絡を取り合うなんて思ってもいなかったのでいささか驚いた。でも、知らない仲ではないのでとりあえず返事をすることにしてみた。先輩とはこんな感じのやり取りをしたと思う。

 

 

※数年前のことなので記憶があいまいなことと、身元バレを避けるためやや脚色してお送りします。半分フィクション、半分ノンフィクションのような形で認識しておいてください。

 

 

 

「ラッキーマン、久しぶり!!俺○○(先輩の名前)!覚えてるかな?ラッキーマンって今運動関係の仕事してるの??」

 

 

「いやぁ、そういう学校出たんですけど、就職失敗しちゃって今仕事探してるんですよね。」

 

 

「そうなんだ。実は俺の知り合いの人にさスポーツ関係の人がいてさ周りに運動関係の知り合いいないかって言われててさ。なんか仕事を紹介できるかもしれないんだけど興味ある?」

 

 

「そうですね。今まさに仕事探している最中なのですごく興味があります。」 

 

 

「そっかぁ。それは嬉しいな♪そしたらきちんと話したいから一度会って話さない?なんかその人から直接話もきけるみたいだし。それにその人すんごい人なんだよ。業界ではめっちゃ有名ですんごいお金も持ってるんだよ。」

 

 

「へぇ。それは凄いですね(ちょっと怪しいかな‥‥‥。)その人と先輩と僕で会う感じですか??」

 

 

「そうそう!!なんか色々事業の事とか聞けるかもしれないから、一度会おうよ♪いつ時間ある??」

 

 

「うーん、そうですね。今は特に忙しくはないので、いつでも空いてますよ(^^」

 

 

「了解♪そしたらさ、都内の○○まで来れる??そこに○○っていうホテルがあってそこの中にあるカフェみたいなところで話そう♪でも、場所わからないから○○の駅で待ち合わせようか?」

 

 

「そうですね♪僕もちょっと場所わからないので一緒に行っていただけるとありがたいです。そしたら〇日に○○の駅の前で。」

 

 

「OK♪そしたら〇日の〇時に○○の駅前で待ち合わせで♪よろしくねー♪」

 

 

「ハイっ、わかりました!!それでは失礼します!!」

 

 

確かSNSではこんな感じのやり取りをしたと思う。SNSを確認したんだけど記録が残ってなかったのであくまで僕が覚えてる範囲でってことになる。

 

 

当日のお話

 

当日、待ち合わせ時間ちょうどぐらいに先輩は現れた。直接会うのは10年ぶりぐらいだが、SNSで最近の先輩の姿を見ているので久々の感じはしない。

 

 

先輩は僕を見つけるなり「おお!!久しぶり!!とりあえずホテルこっちだから歩きながら色々話そうか?」といった。僕はそれに従い先輩と一緒に歩き始める。まだまだ外は明るく忙しくスーツ姿のサラリーマンや学生などが歩き回っている。

 

 

先輩と一緒に歩きはじめるとすぐに先輩は自分の現状を話し始めた。

 

 

セ「そういえばさ、今の俺の状況を話してなかったよね??俺○○の専門学校行って、そのまま専門学校で勉強してたサービス業の仕事に就いたんだ。それでしばらくしてその仕事やめて次に○○の仕事をして‥‥‥。」

 

 

先輩は僕が言葉を挟む間もなく自分のことを次から次へ話してくる。僕は別に先輩の現状はと質問をしたわけでもないのにだ。なんかこう必死な感じがしてとても違和感を感じた。10年ぶりということもあるけど「この人こんなにバーッてしゃべる人だっけ?」

って正直思った。なんか僕が知っている先輩と違う感じがするのだ。正直戸惑った自分がいた。

 

 

とはいえ10年経てば人も変わる。そもそも僕は部活は一緒だったとはいえ先輩とそこまでガッツリ話したこともない。クラスメイトや先輩どうしではこんな風に話していたのかもしれない。とまぁ、やや違和感を感じつつも先輩の話に対してひたすら相づちをうっていた。さらに話は続く。

 

 

「それで転職した会社で上司の給料見たらさ、ものすごい働いてる人なのに年収○○○万円なわけ。それがすごくショックで、それしか稼げないのか?って思ったんだよ。でそんな時に今日これから会う○○さんって人に会って一緒に色々やったんだよね。そしたら今は凄い稼げてさ、しょっちゅう海外とか行ってるんだ。この前も○○とか行ったんだよ♪」

 

 

「へぇー♪すごいですね!!そういえば先輩SNSに写真アップしてますもんね。あれも海外行ったときのですか??」

 

 

「そうそう!!仲間もいっぱいできて毎日楽しいよ♪ラッキーマンも始めたらすぐ稼げて同じように海外いけるようになると思う♪」

 

 

「いいですねぇ♪海外行きたいなぁ♪」(クンクン、なんか匂うなぁ。怪しい匂いがしてきたなぁ。これはもしかしていわゆる‥‥‥)

 

 

とこんな感じで先輩と話をしながら歩いていたら目的地のホテルに到着した。メチャメチャ立派なホテル。僕なんかおそらく生涯泊まれることがないだろう、そんな感じのホテルだった。ドーンと立派にそびえたっていた。

 

 

僕はその外観の立派さにやや戸惑ってた。先輩は何回か来ているのか慣れた様子でホテルに入っていく。

 

 

「このカフェね♪もうすぐ○○さんも来るからなんか飲み物でも飲んで待ってよう。」

 

 

店内には海外の人や何やらやり手のビジネスマンっぽい人たちがたくさんいた。明らかに場違いなニートちゃんが一人。客観的に見たら違和感バリバリだろうなぁなんて思っていた。

 

 

席に着くと先輩は僕に「喉渇いたでしょ?好きなもの頼んでいいよ♪」と僕にメニュー表を渡した。とりあえずコーヒーでも飲もうかなぁとメニュー表をひらいた。

 

 

「コーヒーが1000円だと??」

 

 

コンビニだったら100円でコーヒーが飲めるこの時代。まさかのコーヒー1000円の表示。ふっざけんな。贅沢しなければ昼飯二回は食えるわ!!なんてお金がない人間の思考である(笑)周りを見渡せば当たり前のようにコーヒーを飲んでいる人ばかり。おそらく僕のような思考の人間は一人もいないのだろう。

 

 

「こいつらみんな1000円のコーヒーをさも100円のコーヒーのようにゴクゴクと飲んでいやがる。」

 

 

僕は驚いた。ここにいる人たちはコーヒーに1000円を出しても惜しくない人たちなのだ。カネもってそうだもんなぁ。僕は完全に惜しいと思うタイプ(笑)でも、僕も1000円のコーヒーの味が気になったので先輩におごってもらった。正直味はあんまりわからなかった‥‥‥。しょせんは庶民の舌だからだろう。

 

 

そんな感じでしばらく待っていると先輩がいってた○○さんという人がやってきた。

当時の記憶があいまいで申し訳ないが見た目はグレーの高そうなスーツを着ていて、立派な時計をしていた。スポーツマンっぽいいい体格でいかにもお金を持っていそうな人だった。

 

 

その人が席に着くと先輩が先に挨拶し、僕も挨拶をした。

 

 

僕「初めまして!ラッキーマンて言います。○○先輩の高校時代の後輩で今日は色々お話聞かせていただければと思っています。よろしくお願いします。」

 

 

確かこんなあいさつをしたと思う。そこからはその人がどんな事業をやっているのか、僕にどういう仕事をしてほしいのかなどの紹介があった。

 

 

その間先輩は僕の隣で僕と一緒にその人の話を聞いていたのが、そこまで面白くない話でもやたらと笑うし、こうなんていうんだろうかやけにハイテンションだったことを記憶している。やっぱり違和感があったし、ちょっと怖いなとも思った。

 

 

ちなみに僕にどんな仕事をしてほしいのかということなのだが、簡単に言うと

 

 

「サプリメントの販売」ってやつだ。今は働いていないようなので、僕がどこかのジムなどで働き始めたらそれをお客さんに紹介してほしいとのこと。話を聞くと海外の有名な教授お墨付きの画期的なサプリメントだとのこと。だから運動関係の人間を探していたのか。そういう業界の人間ならばサプリメントを売ることに違和感はないからね。

 

 

まぁ、そんな感じで色々とやり取りをしていて話は終わった。僕の中では「怪しさ」がだいぶ勝っていた。とはいえ決めつけも良くない。別にその場で強引に勧誘を受けたりしたわけでもないし、何か売りつけられたりしたわけでもないからだ。もう少し様子を見ることにしよう。

 

 

○○さんがいなくなった後、僕と先輩は二人きりになった。先輩は先ほど説明にあったサプリメントについてさらに詳しく説明をしてきた。ご丁寧に○○教授がそのサプリメントについて話している新聞記事(もしくは雑誌?記憶があいまいで申し訳ない。)を持ってきていたようだ。

 

 

セ「ほらっ、これ載ってるでしょ??このサプリメント今のうちに手に入れておいたほうがいいよ。絶対くるからさ。まぁまぁ値段するけどこの効果からしたら絶対お得だしね。」

 

 

熱い、熱すぎる‥‥‥。この必死な感じに僕はさらに怪しさを感じてしまった。その場で一緒にやるかどうか回答はせず後日改めて連絡する旨を伝えた。

 

 

さらに帰り道。先輩とは駅まで一緒に歩いたのだがここではこういう会話が繰り広げられた。

 

 

「○○さんの話ヤバかったでしょ?あの人についていったら絶対稼げるよ♪」

 

 

「確かにヤバかったですね。オーラが違いましたね。」

 

 

セ「そうでしょ♪ところで、ラッキーマンさ。今度セミナーやるんだけど良かったら来ない?一回数百円でビジネスの話とかいろいろ聴けちゃう超お得なセミナーなんだよね。めっちゃ役に立つ話ばっかだし損はないと思うよ??どうかな?」

 

 

「セミナーですか?うーん、まぁ一回ぐらいなら行ってみるのもアリですかね。」

 

 

「そうか。そしたら今度〇日の〇時から○○でやるからさ。そこにラッキーマンも行けるようにしておくね。」

 

 

「はい、わかりました!!よろしくお願いします!」

 

 

駅まで到着して僕と先輩はお別れをした。ここで当日の出来事はおしまい。

 

 

えっ?ちなみに僕がそのセミナーに参加したか気になるって?

 

 

「すぐに断ったぜ!!」

 

 

最後に来たセミナー話で僕の中では結論が出ていた。

 

 

「これはアカンやつやな‥‥‥。」ってね。

 

 

なので、いったんその場では了解したふりをして帰宅後そっこーで「セミナーにはやっぱり参加できない」という連絡をした。幸いそこからしつこく誘われることもなくこの話は幕を閉じることとなった。

 

 

その後の話

 

 

その後僕はSNSのタイムラインに流れてくる先輩のキラキラ話や、旅行に行きまくっている画像ばかり流れてくるタイムラインがややウザったくなった。そのため先輩のフォローをやめることにした。今では先輩がキラキラとした毎日を送っているのかどうか分からない。

 

 

後日、僕と同じく先輩と繋がっている同期のやつと会う機会があった。その時に先輩に勧誘された話をしたら、どうやらそいつも同じように連絡が来ていたらしい。そいつは誘いに乗ることはなかったが、一言ズバッと「マルチでしょ。」と言っていた。

 

 

あのままセミナーに参加していたら僕はどういう風になっていたのだろうか?誰かを勧誘するようになっていたのか?なんかちょっとハイテンションキャラに生まれ変わっていたのか??

 

 

そういえば先輩は昔の友人とは疎遠になったとか言ってたな。やっぱり勧誘したことで知り合いも離れていってしまったのか?まぁ、想像でしかないので何とも言えないが。ちなみに先輩が勧誘してきたセミナーの講師は先輩の奥さんだそうである。ズブズブやないかい!!!

 

 

いつもビビりな僕だが、今回に関しては疑り深く用心深い性格が幸いしたのかもしれない。皆さんも儲け話にはお気をつけて(>_<)

 

 

それでは今回はこの辺で!!

最後までご覧いただきありがとうございました!

次回もよろしくお願いします!!