オバログ

日記から読んだ本や映画の感想、時事問題まで綴るブログです。弱者の戦い方、この社会がどうあるべきかも書いていきます。

ニートやひきこもりの方にもいい点は沢山ありますよ♪

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僕は20代前半はニートで半引きこもり状態の頃自分の『悪い面』ばかり見ていました。

たとえば『自分は無力だ』『自分には存在価値がない』『自分なんて必要ない』『何もできない』『人脈もコネもない』『スキルもない』などなど。

 

まさにネガティブオンパレード(笑)これでは自分の事を肯定できないし、なかなか行動に移すことが出来ませんよね。人はある程度『出来る』という自信があって初めて行動するという選択するのだと思います。

 

まぁ、それは当時の話。今でも根本的にはネガティブなことに変わりはないのですが、一方で『どんな人でもどんな状態でもいい部分、ポジティブな部分ってあるよなー』なんて事を思うんです。ほら、短所は長所にもなるっていうじゃないですか??短所の部分も味方変えれば長所になる。その見方が20代前半の頃よりもうまくなった気がするんです。

 

自分では気づかないけど、人から見たらいい部分。自分では大したことがないと思うんだけど人からしたら羨ましがられるような部分。そんな部分は誰にでもあります。それはニートの人やひきこもりの人でもそうです。

 

ただ、ニートやひきこもりという状態になるとなかなか自分の中にある『いい部分』にスポットを当てることが出来ない気がするんです。どうしても視野が狭くなってしまったり、固定観念に捉われてしまったりね。

 

ただ、それだと非常にもったいないし、なかなか前向きに行動する事が出来ない。本来そこまで自分を否定しなくてもいいのに否定して苦しくなってしまう。それはとても辛いですよね。僕も毎日のように『自己否定を繰り返す日々』を送っていたので気持ちは痛すぎるぐらいわかります(>_<)

 

そこで、今回は僕が思う、ニートとかひきこもりの方のいい面にスポットを当ててみようと思います。これを読むことで視野を広げ、固定観念に捉われすぎず、『いい面を捉える』という事を肯定してもらえればうれしいです♪♪それではつらつらと書いてみます。

 

①現状はうまくいってない→うまくいかない人の気持ちに共感できる

 ご自身から進んでニートやひきこもりになった方には当てはまらないかもしれませんが、おそらく大半の方は『人間関係』『学業』『仕事の事』などで行き詰ってしまってニートやひきこもりという状態になるのだと思います。

 

この時って周りと自分をやたらと比較してしまったりして自分の人生が『うまくいってないなー』なんて思うんですよね。

 

このうまくいかない状態ってしんどいんです。お先真っ暗。人生詰んだみたいなそんな気持ち。考えまくって悩みまくって『どうしよう、自分はこの先どうなるの?』みたいな不安感で胸がいっぱいになります。決してお気楽ではないというのが僕の経験した中で実感したことです。

 

でも、冷静になって周りを見渡してみるとそれが自分だけじゃないって事に気づくんですよね。世の中様々な理由で『うまくいってない』状況の人が沢山いるわけです。ニートだって数十万人いるって言われてますからね。(全員が苦しんでいるわけではないにせよ。)

 

そして、そんな人たちの苦しみとか悩みに共感できるわけなんですよ。なぜなら自分自身もうまくいってないという状況を経験しているから。

 

これがね、生まれた時から『うまくいきっぱなし』の人生だったらそうはいきません。イケイケドンドンで上しか見ていない人生。それが悪いとは言いませんが、おそらく『うまくいってない人』に対しての共感度は低いでしょうし、理解しようとする気持ちや、関心を持とうという気持ちも薄くなると思います。

 

ただほとんどの人は『うまくいきっぱなしの人生』を歩むことはありません。大なり小なり壁にぶつかったり挫折を経験したりするわけですね。

 

仮にあなたの周りに大きな挫折を経験し落ち込んでしまっていたり、ふさぎ込んでしまっている人がいたらどうでしょうか??人生に絶望している人がいたらどうでしょうか??中には自分と同じようにニートになったり、ひきこもりになって『自分自身を否定してしまう』なんて人もいるかもしれません。

 

おそらくあなたは真剣にその人のことを考え、アドバイスをするなりサポートをするなりするはずです。少なくとも共感はするでしょう。考えなしにその人の事を責めたてたり、否定をする事はないはずです。

 

何故なら自分自身も苦しい経験をしてきているから。うまくいかなかった経験をしているから。その人がどんな気持ちなのか、すべてを理解することは出来ないけど理解しようとするからです。

 

そう考えると、今『うまくいってない』自分というのも悪くないと思いませんか?苦しんでいる人の気持ちが分かるというのは僕は大きな財産であると感じています。そういう人が多ければ多いほど、社会というのは生きやすいものになるのではないかと感じています。

 

②何もしてない時間が沢山ある→ゆっくり自分というものと向き合える

僕もそうですが、仕事をしていない分僕らには莫大な時間というものがあります。

働いている人はその時間を捻出して自分の趣味や、スキルアップなどに繋げるわけですが、ニートやひきこもりの人には極論を言えば24時間フリータイムがあるわけです。

 

まぁ、一日寝っ転がるのも自由ですし、漫画を読むのも自由ですがここは少し有効に時間を活用し自分というものとじっくりと向き合う時間を持つのはいかがでしょうか?

 

具体的にいえば『自分が興味のある事をドンドンやってみる』事がオススメですね(^^)

 

たとえば、ちょっくら旅行でも行ってみるとか、観光地を巡ってみるとか散歩しながら思索にふけってみるとか、図書館に入り浸って興味のある本を片っ端から読んでみるとか。

 

まぁ、上げればきりがないですが、僕はそういう物をドンドンやるべきだと思っています。何かやったりすると色々な感想が出てきますよね?「これ面白いなー」とか「逆にこれあんま興味ないわー」みたいなね。その中でもしかしたら何か自分の今後の方向性を決めるヒントとかきっかけになるものが転がっているかもしれない。

 

部屋でウンウン唸るのもいいですが、それだと結構煮詰まるし、悪い方に物事を考える癖がある人にとってはしんどいです。

 

ひきこもって部屋から出れないのであれば、たとえば『ひきこもりから脱出した人』のブログをめちゃめちゃ読んでみるとかね。やっぱり自分と似たような境遇の人っていうのは自分にとって共感できる部分が多いし、きっかけのような者を与えてくれたりもしますから。

 

ただ、一つ注意したいのは『考える事をやめないこと』ですね。これは以前も記事で書いた気がしますが、改めて言いたいところです。

 

自分と向き合うとかってしんどいんですよね。答えなんかなかなか見つからないし、周りも理解してくれないし、不安とかで胸が押しつぶされそうになってしまうこともあるはずですから。

 

もちろん、苦しすぎるときは一時漫画読んだりテレビ見たりゲームしたりして気分転換をするのもいいでしょう。ただ、それをずーっと続けていると考えることを放棄してしまいかねません。

 

ネットゲームとかね。まさに思考停止状態になりますよね??終わりがないし、延々と続けられるから他のことを考えなくても済む。それだと自分の状況は変わらないんですよね。残念ながら。

 

もちろん、ネットゲームとかオンラインゲームを否定する気はありません。最近は出来てませんが僕もゲーム好きですし、やれと言われれば徹夜でゲームする事も可能ですから。(若かりし頃は朝まで龍が如くをやって、自分が強いものになった気がしていました笑)

 

まぁ、ほどほどに息抜きして自分と向き合うための時間を持つっていうのがいいのかな。ただ、苦しいかもしれないけど、考えることは常にするようにしましょう。思考停止はしないように。本読んだり、色々やってみて『自分はどうしたいんだろう?』『自分は何が出来るんだろう?』『自分は何が得意なんだろう?』って自分と向き合うって事で少しずつ方向性が見いだせるようになるはずです。

 

③支えられてい生きている→自分も誰かを支えよう、助けようと思える

ニートやひきこもりとして生活することが出来るのは、両親だったり誰かの援助、サポートがある場合がほとんどです。

 

ある意味贅沢な状態であるとも言えますね。経済的に少なからず余裕がなければその状態を維持する事は難しいわけですから。

 

その事をふと考えたときに「ああ、自分は色々な人に支えられてるな、助けてもらってるな」って事を実感するわけですよ。ありがたいことに。

 

ただ、現状はニートだったり引きこもってたりでその支えに報いることが出来ない人が多いはず。これはこれで苦しいし、申し訳ないなっていう気持ちもあると思います。

 

でも、こういう経験をすると後々自分自身が『誰か困っている人がいたり、助けが必要な人がいたら、サポートしてあげよう』っていう気持ちになると思うんですよね。

 

自分も色々な人に助けてもらったし、じゃあ今度は自分が助けようかというか人に優しくしようって気持ちが割と自然なものとして受け入れられるようになる。これは助けてもらったとか支えてもらったという思いが強い人ほどそういう気持ちを持ちやすいんじゃないかと思うんです。

 

それでもしそういう気持ちが持てたのなら、今度は自分が別の支えや助けが必要な人を助けてあげましょう。支えられる側→支える側への転換ですね。これがうまく回るとこれまた生きやすい社会になるような気がします。いい感じにね。

 

サポートの連鎖とでも言いましょうか。そういうのを支えられたニートだったり引きこもりの人が自分に出来る範囲で出来たならいいですよね♪♪

 

④まだ何者でもない→選択肢がめっちゃある

ニートや引きこもり状態というのはまだ何者にもなっていない状態であるといえます。職業的なものもそうですし、自分の中の信念とかも定まっていない状態のはずです。

 

言い換えれば何も絵が描かれていない真っ白なキャンパスとも言えるかもしれませんね。

 

そこに何を書きこむのも自由。あなた次第という事。何を書けばいいか?それに縛りはありません。色も形も、絵の具を使うのか、鉛筆だけで書くのかも自由です。

 

人の事を気にせず自由に書きたいことを書く。それを人生に置き換えて生きたいように生きる。何にも描かれていないがゆえに自分というキャンパスに何でも描くことが出来る。それがまだ何者でもない者の特権なのだと思います。

 

もちろん、自分が何を書きたいのか??そこで悩んでしまう人もいるでしょう。でも、それでいいはずです。皆が皆スムーズに描き始めることなんてできません。人によってはもう描きたいものが決まっているという人もいるだろうし、何回も描きなおし修正してやがて絵を完成させるという人もいるでしょう。

 

描きかけで人生終えてしまう人もいるはずです。少し寂しい気もしますがそれはそれでいい気がしています。もしかしたら、描きかけの絵の方が美しいかもしれませんよね。何かに全力で取り組んで道半ばでぶっ倒れるっていう人生もかっこいい気がします。

 

どれが正解という事はないはずです。僕らの人生にほんと正解とかないですからね。他人には当然決めることなんてできませんし、唯一決められるとしたら自分のみ。自分のみが自分の人生の正解を決めることが出来るのだと思います。

 

重要なのは

 

『何者かになろうかとあがき、最後にはこれでいいと思える人生を送ること』

 

なのではないでしょうか??まぁ、何者にもなれなくても「これでいい」と思えたならその人の人生は最高でしょう。きっと。

 

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まとめ

なんだかとっちらかっちゃいましたが、僕なりにニートやひきこもりの方のいい点を挙げてみました。他にもたくさんあるんだけどメチャメチャ長くなりそうなので、今回はこの辺にしておきます。

 

僕自身も、ネガティブで自分の事を責める自己否定の日々を送っていたと冒頭でお話しました。苦しい日々でしたし、『自分はこの世にいらない』とまで考えたこともあります。

 

ただ、ネガティブな部分、自分が良くないと思っている部分や状況っていうのは捉えようによってはいい面に変化したりもします。あまり自分を責めすぎず少しずつでもネガティブな部分、自分が良くないと思っている部分を『違う視点からとらえる』という事を意識してみてください。そしたらもう少し生きやすくなるはずです(^^)

 

今回はめちゃめちゃ長くなりました(>_<)

最後までご覧いただきありがとうございました!

次回もよろしくお願いいたします!

 

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