オバログ

日記から読んだ本や映画の感想、時事問題まで綴るブログです。弱者の戦い方、この社会がどうあるべきかも書いていきます。

行動できない人はちょびっとだけノリをよくすると動けるようになるかもしれない。

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以前書いた「回避性パーソナリティ障害を克服するための方法」っていうのを書籍を基に書かせてもらいました。いくつか方法があるんですが、その中に「理想や期待よりも、目の前の機会に乗ってみる」っていうのがあるんですよね。

 

あっ、その前に「回避性パーソナリティ障害って何ぞや?」っていう人もいると思うので、簡単に説明しておきます。

 

回避性パーソナリティ障害は、自分への自信のなさや人から馬鹿にされるのではないかという恐れのために、社会と関わることや親密な対人関係を避けることを特徴とする状態である。

引用元:『生きるのが面倒くさい人 回避性パーソナリティ障害』著者 岡田尊司 朝日出版

 

 

要は「恥ずかしいなぁ」とか「バカにされるんじゃないか」っていう気持ちが強くなりすぎて社会に出れなくなっちゃう状態のことです。周囲の目を気にしすぎちゃう人ですね。これって僕みたいニート、ひきこもり系の人にも結構多いんじゃないかな。働きたくないとかそういうんじゃないけど、動けないみたいなね。

 

そんでその克服方法の一つが「理想や期待よりも、目の前の機会に乗ってみる」ってことなんですけど、これって言いかえれば「ちょっとノリをよくしてみる。」ことなんじゃないかと。

 

「ノリよくする」っていうとなんかウェーイ系のパリピ的な人を思い浮かべるかもしれませんが、あそこまでノリよくする必要はありません(^^;っていうかあのレベルまでノレちゃってるなら多分「恥ずかしくて社会に出れない」なんてことはないはずなので(笑)僕そんな人見たことないですもん。

 

ここでいうノリがいいっていうのは

 

「お誘いがあったらその誘いにちょっとノッてみる。」

 

っていう優しいレベルです。なので「ノリよくするなんて無理!!」とお考えの方はご安心ください(^^)決してパリピになれって事ではありませんからね♪

 

じゃあ、「ノリよくする」っていうのは具体的にどういうことなのか?っていうことですよね。一つ例を挙げて考えてみましょう。

 

たとえばなかなか行動できなくて家の中で悩んでいる人がいたとします。部屋からなかなか出れない状態。自分じゃ一歩踏み出せない。その時に家族が「ちょっと気分転換に買い物にでも出かけない?」と誘ってきたとしましょう。たぶんそれまでだったら「行かない」と断ってたと思うんですよね。これはあまりノリが良くない状態。

 

おそらくそれ以上は家族も無理には誘ってこないと思います。気を使ってくれてる部分もあるでしょうし、強制しても良くないと思うから。でもこのままだと何も起こることはありません。

 

この時ほんの少しだけノリを良くして「ちょっと出かけてみるかな」と誘いに乗ってみたらどうでしょう?

 

買い物をするためにはまず外出着に着替えるということをします。ぼさぼさ頭では気になるから、髪をセットすることもあるでしょう。(帽子をかぶるかもしれない。)そして外に出てスーパーなり、コンビニへ行くという行動を起こすことになります。そして品物が置いてある商品棚を見て回り‥‥‥という感じで、誘いに乗らなかった時に比べてものすごい数の行動を起こすことになるわけです。しかも自然とね。

 

「は?それがどうしたの?買い物出かけたからって何?」って思うかもしれませんが、誘いに乗らなかったらそういう行動が一切できなかったわけですから、それだけでも収穫なんじゃないかなと僕は思うわけです。周りからしたら大したことがないと思う行動でもそれまで動けなかった人にとっては確かな一歩です。人の誘いだろうが何だろうが一歩踏み出したことに変わりはないはず。自信にもなりますよね。

 

その一歩で色々感じることができると思うんですよ。買い物に行ったことで「意外と外に出てもなんともないかもな」と思うかもしれないし、たまたま立ち寄った本屋で読んだ本を見て「ああ、このジャンル面白いなぁ」なんて思うかもしれない。ほんのちょびっとの行動の中にも気付きだとか感じることっていうのは沢山あります。

 

けっこう「自分の思い込みだったな」っていうことがたくさんありますからね。僕も動いてみたら「意外と大丈夫だったな」っていうのは沢山ありました。だけどそれって多分動いてみないとわからないことなんです。気づけないことなんです。

 

とはいえ自分じゃその思い込みをほどくことってなかなか難しい。思い込み強いと行動しようとしても反射的に「無理だ!!」ってなっちゃったりするんです。車のサイドブレーキを知らぬ間にひいちゃってるみたいな感じ。動こうとしてるのに動けない感じ。エンジン空ぶかしみたいな。

 

その時に「ちょっとだけノリよくして他人からの誘いに乗ってみる」っていうのは一つの選択肢としてありなんじゃないかな。自分が無意識にサイドブレーキ引いちゃうんだったらとりあえず今は他の人に解除してもらってまずはちょびっと動いてみる。

 

そうやってちょびっとずつ行動していくとだんだんとお誘いがなくても動けるようになったりします。サイドブレーキを無意識に引くこともなくなります。そしたら改めて「ここは動くべきか、止まるべきか」っていうのを判断すればいい。

 

 ↓の記事に10年以上ほぼ家族としか接しないような女性が登場します。

 

参考記事:回避性パーソナリティ障害を克服するための方法を本から学んでみた。 - ニート気質な僕の生きる道

 

その女性は就職と結婚に失敗してそこから動けなくなってしまったんですね。でも中学時代の友人に「同窓会に誘われて」その誘いにノッて友人と会うようになってから少しずつ動けるようになったんです。そして色々と展開し始めて最終的には結婚するというところまでたどり着きます。(詳しい経緯は記事読んでみてください♪)

 

まぁ、そこまですんなりとうまくはいかないかもしれないけど、ちょびっとでも自分が動くと何かが起こるかもしれないっていう好例ですよね。別に最初のきっかけは家族でも友達でも、知人でも、相談機関みたいなものでも何でもいいんですよ。もし、自分で行動するきっかけがつかめないんだったら他人の力をうまく使いましょう。他人の誘いにうまくノリましょう。そしたら何かが起こるかもしれませんよ♪

 

まとめ

「ちょびっとだけノリをよくして人からの誘いにのる」

 

自分だけじゃなかなか動き出せないっていう人はこの考え有効だと思うので、ぜひ実行に移してみてください。少しずつ前にすすめるようになるはずです。

 

それでは今回はこの辺で!!

最後までご覧いただきありがとうございました!

次回もよろしくお願いします!!