オバログ

日記から読んだ本や映画の感想、時事問題まで綴るブログです。弱者の戦い方、この社会がどうあるべきかも書いていきます。

自分を操る超集中力。集中力がないと思っている人にオススメ♪

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今回はこんな本を読んでみました♪ 

 

 

 

 

メンタリストとしてテレビに出演されてり、書籍を出版するなど多忙を極めるDaiGoさん。本書では忙しい彼がどのように集中力を発揮し、仕事や読書などのタスクをこなしていっているのかを教えてくれている一冊です。

 

内容は実に科学的

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集中力というと気合とか根性でどうにかしろみたいな話がありますが、本書の中にそういった気合論とか根性論みたいな話は一切出てきません。

 

その内容は実に科学的で、脳科学や心理学など効果が立証されているものが紹介されています。DaiGoさんはそういったものをうまく活用していて高い集中力とパフォーマンスを発揮しているというわけです。

 

僕自身これまで

 

「集中力っていうのは人によって違うんだろうな。」

 

と漠然と思ってました。もちろん多少の個人差はあるとは思いますが本書を読むことで

 

「ある程度まで集中力を高めることは可能なんだな。」

 

と思えるようになりました。実際本書に書かれていることをいくつか試してみて以前よりも作業や読書などに集中できているような気がしています。現状は少しずつ取り入れているという感じですが、それでも

 

「めっちゃ役に立ってる!!!」

 

というのが正直な感想。これは使える!全部取り入れればかなり高い集中力を発揮できるんじゃないかと思っています。

 

ちょっとだけ具体的な内容にも触れときます

全部とはいきませんが、ちょこっとだけ本書の内容にも触れておきます。

まず最も大事なところ。

 

「集中力の源って何なのさ?」

 

って部分ですね。本書には集中力の源は

 

「脳の前頭葉から生み出されるウィルパワーである。」

 

と書かれています。前頭葉とは簡単に言うと思考とか創造性ををつかさどるところですがここから集中力の基となるウィルパワーが発揮されます。

 

このウィルパワーは前頭葉からしか出ないもので人によって一定の量があって、僕らが集中力を発揮するたびに消耗していってしまうわけです。じゃあどうすればいいのさ?というと

 

今よりもウィルパワーを増やす×ウィルパワーを節約する

 

というアプローチをしていく必要があります。元々あるウィルパワーの総量を増やすこと、そして今まで無駄に使ってしまっていたウィルパワーを節約すること。この両輪をうまく回していくことで集中力を高めていくことができるというわけです。

 

本書に書かれていることは役に立つものばかりですが、僕の中で特に印象に残っているのは

 

「選択肢が多いとそれだけでウィルパワーが消費されてしまう」

 

ということです。たとえば洋服を選ぶ時の事を考えてみましょう。僕らは外出時に服を着替えますよね?その際にコーディネートを決めなければなりません。パンツはどうしようか?Tシャツは?シャツの柄は?アウターはジャケット??パーカー?ブルゾン?靴はどうする?みたいな感じでね。

 

クローゼットや押し入れの中を見まわして様々なファッションアイテムの中からその日のコーディネートを考えるその作業。たったそれだけのことでも僕らは集中力を奪われてしまうというわけです。うーん、これってなんだかもったいない。

 

 本書ではその解決法として

 

「選択することをなるべくなくしてしまおう」

 

と言っています。洋服を選ぶという例で考えると「あらかじめ一週間のコーディネートを決めておこう」ということが書かれていました。月曜から日曜まであらかじめコーディネートを決めておいてハンガーにぶら下げておく。そしてその曜日が来たらハンガーから一式取り出してそのまま身に着けて外出する。確かにこれなら選択する必要はないですし、ウィルパワーを消費することもないでしょう。

 

さらに洋服に関して突き詰めた最たる例が「スティーブジョブズ」ですね。彼はタートルネックにジーパンにスニーカーという決まったコーディネートで毎日過ごしていたと言われています。これはまさに選択肢を極限まで減らした状態。そのぶん彼はよりクリエイティブな仕事にその集中力を振り分けていったというわけです。

 

まぁ、僕たちがジョブズ並に徹底するのはなかなか難しいかもしれません。でも、あらかじめ洋服の組み合わせを決めておくぐらいはできると思います。そしたら選択肢は減るわけですから、余計なウィルパワーは消費しなくて済むでしょう。こういう日常の中にもウィルパワーを知らず知らずのうちに消費してしまう場面がたくさんあるということは覚えておくといいかもしれません。

 

このようにウィルパワーが消費される理由とその対処法を知るだけでも集中力が散漫になることを防げるはずです。

 

まとめ

今回ご紹介したのは一例にすぎず本書の中にはまだまだ「これでもか」というぐらいに集中力を高めるコツや方法論が書かれています。学生、社会人、主婦、子供から大人までどんな人であっても「物事に集中できるかどうか」で作業量も違えば出せる結果も変わってくるはずです。この本を読むことで多くの人が集中力を高めることができるのではないかと思います。特に

 

「もっと集中して物事に取り組みたい」

「集中力ってどうすれば高めれられるの?」

集中して取り組まなければならないことがある」

 

と考えている方は是非読んでもらいたい一冊です。文章も固い感じではなく読みやすくなっています。あんまり活字が得意じゃないという方でも頭に入ってきやすいはずです。

 

図書館でも借りれると思うので、お金がない方や一度試しに読んでみたいという方は借りて読んでみてください♪

 

それでは今回はこの辺で!!

最後までご覧いただきありがとうございました!

次回もよろしくお願いします!!