オバログ

日記から読んだ本や映画の感想、時事問題まで綴るブログです。弱者の戦い方、この社会がどうあるべきかも書いていきます。

池上彰さんの『経済のことよく分からないまま社会人になってしまった人へ』を読んでみました。

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 「僕は無知である」

 

最近常々そう思っていて色々と学ぶことだらけだなーと思います。特に経済とかって今まで何の興味も持たず気にもせず生きてきたんでね、正直学ぼうとしてもどっから手を付けていけば分からないんですよ。

いきなりゴリッゴリの経済の本買っても100%挫折するしなー。参ったなー。なんか変だなー怖いなー稲川淳二だなーなんて思いながら悶々としかけていたんですが、すぐに一筋の光明がさしてきました。

 

「そうだ。僕にはあの方がいるじゃないか!!」

 

もうタイトルにも出ちゃってますがあの方とはそう、『池上彰』さんですね。わかりにくい問題をわかりやーすく教えてくれることに定評がある池上さん。選挙特番ではその歯に衣着せぬ発言から『池上無双』と恐れられている方です。

 

ただ、普段の池上さんご本人やその書籍からは無双という通り名からは程遠い丁寧さ、わかりやすさがにじみ出ています。そんな池上彰さんの著書は様々なジャンルで入門編が出されていて僕のような「メチャメチャハードル下げて学びたい」タイプの人間にもピッタリ。

 

池上さん自身は経済学者ではなくあくまでジャーナリストですが、僕は池上さんの書籍をいくつか拝見していて「この人の手掛けた書籍なら初心者でもわかるように書いてくれるんだろう」という信頼感があります。

 

今回はそんな池上さんの書籍を参考に『経済について』ほんの入り口ではありますが勉強していきたいと思います。

 

参考書籍

 

 内容&感想

 各項目ごとにℚ&A方式で書かれていて、内容自体はとてもシンプルかつ簡単なものとなっています。

 

例えば、買う①では

 

「買い物」は経済でどんな働きをしているのだろう?

というクエスチョンに池上さんが回答していくという感じですね。

 

専門用語はほぼ出てこなくて、僕のような経済のトーシロ人間でもわかるないようなので、とっつきやすいことは確か。ただ一方で、

 

「ちょっと物足りんなー」

 

そう感じたのもまた事実です。物凄い分かりやすいんですが内容自体はほんとに基礎の基の部分なのでもう少しだけ難易度あげてもOKな気がしますね。

 

まぁ、あくまでも入門書という感じなのでとっつきやすさはさすがの一言。何学ぶにしてもそうですが最初難しいとほんとつまずきますからね。その点ではかんなりハードルを下げてくれている本だと思います。

 

ちなみにこの本の中で特に印書深いのが、

 

「商品を買う事は企業に投票すること」

という文言でしたね。

 

自分がいいと思ったもの、素晴らしいと思ったもの、ほしいと思ったものを買うこと。そうする事で、選挙で言えばその企業に一票投じた、つまり支持したとも言えるわけです。

 

逆にいくら安くても従業員をこき使ってたり、物凄い長時間労働だったり、サービスの質が悪いような企業の商品、サービスは買わない、利用しない事で健全な企業のみが生き残るという考え方。

 

「素晴らしい!」

 

そういう考えだと僕たち消費者自身もっと商品とかサービスの表面的な部分だけじゃない部分も見るようになるんじゃないですかね。ブラックなとこの商品とかね。

 

こんな感じで、経済ってガッチガチなお固い内容と考えがちですが、僕らの身近なところで経済活動って沢山行われてますからね。そういう事を意識する上で本書を活用するのもいいでしょう。

 

僕と同じように経済の事があんまりわからない方にとって、あまり頭を抱えることなく読み進められる一冊です(^^まずは、簡単にでも経済について学んでみたいという方は一度読んでみるのもアリですよ♪♪

 

それでは今回はこの辺で(^^

最後までご覧いただきありがとうございました!

次回もよろしくお願いいたします♪