オバログ

日記から読んだ本や映画の感想、時事問題まで綴るブログです。弱者の戦い方、この社会がどうあるべきかも書いていきます。

ニートが元SKEの松井玲奈さんから学んだこと

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 先日ちょっとだけテレビ見ようかなーと思って見たテレビ番組の中で人の感情を数値化するツールを紹介していたんですよね。人のキモチを数値化するツールが最近ドンドン広がっているらしいという内容。

 

専門家によると相手の感情を知る必要があるような場面でこれからどんどん広がっていくんじゃないかなという話でした。

 

様々な場面で気持ちを可視化

たとえばあるお笑いの会場では観客の目の前にセンサーが置いてあって心拍数、呼吸数をキャッチ。心拍数が上がり呼吸が下がると笑っているというのを判定します。さらに観客の目の前には顔認証センサーを置いて笑顔が何点かという数値化。

 

そんで、総合的に笑いの頻度や笑顔の度合いを数値化して成績をつけるわけです。その芸人さんの芸に対してお客さんがどのぐらい笑っていたのかを可視化して、それを把握できるようにしたというわけですね。(スタジオにいたケンコバさんはこのシステムいややなぁ(笑)と言ってましたね。)


またあるITベンチャー企業でストレスを数値化するアプリ。スマホにそのアプリダウンロードして指で触れるとキモチとかストレスの状態がわかるってやつです。

 

これ自体とてつもなく便利な機械だなーと思いませんか?ストレス社会で社員のストレスをいかにケアするかっていうのは会社の課題なわけで、そのストレスを数値化できればケアもしやすい。それは会社側も本人自身もどちらにとってもメリットがあるツールだなと思ったわけです。この内容についてはいずれまた別の記事で話すかもしれません。

 

ただ、僕が今日言いたいのはここからです。

そのあと番組内で松井さんが数値について聞かれてたんですけど、これがメチャメチャいい考えだったのでシェアしとこうと思います。

素晴らしい松井さんの考え方

松井さんがスタジオにいるアナウンサーからこんな質問をされていたんですよね。

 

「松井さんが総選挙だったりいろんなのでなどで数値化されて。逆にそれで気づいた自分の部分ありました?」というアナウンサーの方からの質問。

 

確かに松井さんはアイドルとしてCDの売り上げだけじゃなくて、握手会で何人来ただの総選挙で順位は何位だの上がっただの下がっただの圏外だのって、それこそずーっと数値を意識せざるを得ないような世界にいたわけですよね。

 

僕なんかからすれば「あんな数字ばっかの世界で大変だったんじゃないかなー。」って思うわけですが、この質問に対する松井さんの回答が素晴らしかった。

 

例えば握手会があった時に自分が入りたての頃先輩はすごい人気があってものすごく並んでるけど握手したい人が。自分の所はもう何か1時間に何人かしか来ないってなった時に「あっ何かもっと頑張らなきゃ」っていう気持ちになってどうしたらこうもっといろんな人が会いに来てくれるかなって考えたりとか。

 

「数字に対して超ポジティブやないかーい!!!」

 

いやっ、数字ってさ残酷な部分もあるわけですよ。特にアイドルなんか如実に上と下の差がでちゃうわけです。松井さんも新人時代は握手会で人が少ない状況もあり、おそらく悔しい思いもしたのでしょう。でも、彼女はそこで数字に対してポジティブに捉えていました。

 

数字から自分が今どの立ち位置にいるのかに気づき、改善点を探してそれを実行してみた。多分そういうのを繰り返していく中で、最終的にはAKBグループの中で順位を上げることに成功したと思うんですよ。握手会も行列が並ぶようになった。もちろん、元来の魅力なんかもあったとは思いますが、本人のそういった数値に対しての向き合い方っていうのがいい成績に繋がったんじゃないかな。

 

さらに彼女はこう言ってます。

 

数字が出ることによって自分が得意不得意も見えてくるのでじゃあ苦手なところを今度頑張ってみようっていう事だったり。

 

「素晴らしいね!」

 

数字を見て、どの部分が得意なのか、どの部分が不得意なのかっていうのは松井さんのようなアイドルだけじゃなくて僕ら一般人にも必要なことです。まぁ、僕は苦手なところよりも強みを活かして活かして活かしまくれ!!っていうスタンスですが、おそらく松井さんも最終的には自分の強い部分を伸ばしていったんじゃないかな??まぁ、そのへんはわからんけども。

 

数値は気づきにすぎない

分かりやすいのは学校のテストとかですよね。すんごい低い点数とっちゃうと「あー、もう駄目だー!!」ってへこむことが僕なんか何度もあるわけだけど、これなんかまさに分かりやすく「今あなたはこの部分をきちんと理解できてませんよ」っていうことを教えてくれるに過ぎないわけです。気づきを与えてくれるものに過ぎないんですね。

 

気づいたら改善すればいいんですよ。松井さんみたいに「どうすればもっと数字よくできるのかな?」っていう発想に至ればいいんです。それで確実に今よりは成長するし、いい結果にもつながるはずです。

 

体重だって、血圧だって、売上だってなんだって数値というのはあくまで数にしかすぎません。そこにどういう意味をもたらすのかは自分次第。数字を見て「あー!!しんどいわぁ。」ってへこむのか、それとも「なるほど、次はこうしていこう」という気づきに繋げていくのかどちらが自分の成長に繋がるでしょうか、まぁ成長とまでいかなくてもどちらが前向きかなって事で考えてもらえればよく分かると思います。

 

まとめ

今回人間の気持ちや感情を数値化しているなんて言う話が出てきましたが、今後おそらくあらゆるものが数値化されてくるはずです。そして、大量のデータがとられそれが蓄積していく。

 

 

様々な数値が日々目の前に現れる中で数値に振り回されるのか、あるいは数値をうまく利用するのかっていうのは大きな違いだと思いますね。僕らも松井さんのように

 

「数値から気づき、改善し、成果につなげる」

 

そういう方向で行ければ数値に一喜一憂し振り回されることなく生きていけるんじゃないかななんて思います。まぁ、僕も年齢だったり収入だったり、貯金通帳の数字だったりに振り回されてますからね(>_<)今後はそれらの数値を気付きにどんどん変化していけたらと考えています。

 

それでは今回はこの辺で!

最後までご覧いただきありがとうございました!

次回もよろしくお願いします!